
君がいいんだ
第2章 チェスト
翌日の月曜の放送が終わったあと
登録されていない番号からの着信履歴に
胸が躍った
マネージャーが運転する車に乗り込み
すぐにどきどきしながら電話すると
男の声でビックリした
「あ、翔ちゃん?お疲れー!オレオレ♪」
なんだよー…
相葉くんか…(笑)
携帯を替えたからって、このタイミングで電話するって…
さすがだよ、相葉くん
「なんだなんだ?元気ない?もしかすると誰かから電話待ってた!?ん?ん?」
本当は黙っていようと思っていたけど
この明るさに今は頼りたい気分で
昨日のことを話してみた
「珍しいねー翔ちゃんからそういう話って…」
「いやぁ…あのさ…彼女のことをもっと知りたいなって思って…さ…」
「また会いたいんでしょ?」
「え?うん…まぁ…」
「それ、そのまま友だちに話してさ、会う機会セッティングしてもらったら?もやもやと電話待つよりいいんじゃない?」
相葉くんらしい助言だから
ちょっとためらった
でも…
番号とアドレスを書いたのは俺だ
『次』も期待して「またね」って言ったんだ
そう思ったら正直に謙一に言える気がして
きた
登録されていない番号からの着信履歴に
胸が躍った
マネージャーが運転する車に乗り込み
すぐにどきどきしながら電話すると
男の声でビックリした
「あ、翔ちゃん?お疲れー!オレオレ♪」
なんだよー…
相葉くんか…(笑)
携帯を替えたからって、このタイミングで電話するって…
さすがだよ、相葉くん
「なんだなんだ?元気ない?もしかすると誰かから電話待ってた!?ん?ん?」
本当は黙っていようと思っていたけど
この明るさに今は頼りたい気分で
昨日のことを話してみた
「珍しいねー翔ちゃんからそういう話って…」
「いやぁ…あのさ…彼女のことをもっと知りたいなって思って…さ…」
「また会いたいんでしょ?」
「え?うん…まぁ…」
「それ、そのまま友だちに話してさ、会う機会セッティングしてもらったら?もやもやと電話待つよりいいんじゃない?」
相葉くんらしい助言だから
ちょっとためらった
でも…
番号とアドレスを書いたのは俺だ
『次』も期待して「またね」って言ったんだ
そう思ったら正直に謙一に言える気がして
きた
