
うた☆ぷり♪ トキヤ総受け
第2章 那月×トキヤ
僕は意味が分からずただトキヤ君についていくだけでした。
─トキヤside─
どさくさ紛れすごい事を口走ってしまった気がする…………/////
そう気づくと顔が赤らむ…
絶対那月に気付かれちゃダメだ
「一ノ瀬さん?」
ドキっ!
前言撤回
怪しまれないために
後ろを振り向くと那月の顔が至近距離にあった
「なっ!」
驚いて那月から離れようとすると那月の手が私をホールドしているのに気がつく
「今気付きました…
一ノ瀬さん…」
そう言いながらも顔を近付けてこようとする那月を必死に押し返そうとしていた
「……僕……………一ノ瀬さんが好きです!
一ノ瀬さんがさっき言っていた事を聞いて抑えが…
効かなく…」
『一ノ瀬さんが好きです!』
その言葉が私の頭を駆け巡る
私も言わなければ!!!!!!
「私も…
………………好き」
小さな声で言ったため聞こえていなかったのか那月が反応を示さない。
そして ちらっ と那月を見ると
「トキヤさん…」
いつもとは違う那月の顔があった
