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適当詩

第5章 5

「小さな」

その小さな手で掴む物は何?

そっと手を出してみる

優しく握り返す

俺の指


その小さな眼に映るものは何?

近付いて覗き込む

小さく映る

俺と空



その

小さな世界には

小さな俺と

小さなお前

それは

小さな

そして

大きな

幸せ



終わり。

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