
疑惑?ホモセクシャル
第3章 盗聴
なんか急に声が大きくなった気がする。
耳を澄まさなくても今ははっきりと聞こえる。
「だから何度も言ってるだろ?
俺はお前が俺を好きになってくれるまでお前をこの部屋から逃がさない。」
高田先輩の声からはなぜか強い意思みたいなものを感じた。
「やめろ…俺はお前とそういう関係になんてなりたくない。
だからさ…離してくんない?」
離せ…
齋藤先輩は拘束されている?
つか『そういう関係』って…?
一体中で何が起こってるの???
友達に言わせると『100%健全』な私には中で起こってるやり取りの意味はさっぱりだった。
唯一分かったことは
高田先輩は、本気で斎藤先輩のことが好きなんだ、という事だけ。
「ふーん…。もし今逃げたら、俺が全校にばらしてやるよ。齋藤の好きな人。良いのか?」
高田先輩がクスクスと笑っているのが聞こえる。
齋藤先輩に好きな人、いたんだ…。
ちょっとショック。
優は隣で静かに二人の会話を聞いていた。
当分ここを離れる気は無いんだろうな。
…そう言えば優…
「私BL好きなんだ!」
って言ってた覚えがあるなぁ…
「一回だけでもいいから生で見てみたいっ!」
…って。
…これがいわゆるその「BL」とかいう物なの…?
耳を澄まさなくても今ははっきりと聞こえる。
「だから何度も言ってるだろ?
俺はお前が俺を好きになってくれるまでお前をこの部屋から逃がさない。」
高田先輩の声からはなぜか強い意思みたいなものを感じた。
「やめろ…俺はお前とそういう関係になんてなりたくない。
だからさ…離してくんない?」
離せ…
齋藤先輩は拘束されている?
つか『そういう関係』って…?
一体中で何が起こってるの???
友達に言わせると『100%健全』な私には中で起こってるやり取りの意味はさっぱりだった。
唯一分かったことは
高田先輩は、本気で斎藤先輩のことが好きなんだ、という事だけ。
「ふーん…。もし今逃げたら、俺が全校にばらしてやるよ。齋藤の好きな人。良いのか?」
高田先輩がクスクスと笑っているのが聞こえる。
齋藤先輩に好きな人、いたんだ…。
ちょっとショック。
優は隣で静かに二人の会話を聞いていた。
当分ここを離れる気は無いんだろうな。
…そう言えば優…
「私BL好きなんだ!」
って言ってた覚えがあるなぁ…
「一回だけでもいいから生で見てみたいっ!」
…って。
…これがいわゆるその「BL」とかいう物なの…?
