テキストサイズ

赤い印

第2章 新入部員

男子と二人きりなんて、初めてで
すっごくドキドキする。

私は中学まで女子高育ちだったから、
男子に触られるとドキドキする。

こんなんじゃ駄目だって、
分かってはいるけれど…

「佐倉、そこ、間違ってる」
急に真後ろから声をかけられる。

「ふぇっ!?」
変な声が出る。
神谷君の顔がすぐ間近で…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ