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赤い印

第2章 新入部員

次の日、勧誘3日目。
私たち、天文部の部室に
新入生が20人くらい集まってる。

「えー、では今から始めます」
昨日、特に何もしていない部長が進行。
別にいいのだけど、なんだか
いいとこ取りされた気分。

神谷君が照明を消して、
プラネタリウムに明かりを灯す。

壁一面に星が映る。

新入生たちは溜息を漏らした。

私は誇らしげだった。

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