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赤い印

第2章 新入部員

「エー、コレは春の星空で…」
部長の解説が始まる。

この文、私が書いたんだけどな。
神谷君に間違いを指摘されながら。

私はちょっと不服。
神谷君とふと瞳が合った。
私が不服そうな顔をしてたからか
急に吹き出した。

「!?」
みんなの目がそっちに向く。
「すんません…なんでもないっす」

私は顔が赤くなるのが分かった。

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