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赤い印

第2章 新入部員

プラネタリウムの上映が終わると
皆揃って部室を出て行った。

つまり、入部の意識なし。

私たち3人は溜息をついた。

「すいません」
私の肩を叩く男の子。
「入部届け誰に出すんですか?」

「…入部希望?」
「…はい。」

「ありがとうっ!!!」
私はその子に抱きついた。
「うぉっ!?」
その子は若干後ろに反った後、
簡単に私を抱き上げた。

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