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赤い印

第4章 波乱の部活時間

「杏樹、重いものは俺が持つ。」
そういって那貴が私の手から
プラネタリウムの機器を奪う。

「杏樹は椅子に座ってて!」
そういって雄治が椅子に座らせる。

「なぁ、俺にも佐倉と同じ位優しくして?」
部長がぼやいた。

「「てめぇは働け!」」
「…へい…」

今日も部活動勧誘でプラネタリウムをする。

だけど、今日は様子がおかしい。

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