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赤い印

第4章 波乱の部活時間

「すみません…部室の広さには限りがあってですね…また明日来て下さい」

部室の前には長蛇の女の子の列。
部室内も女の子一色。
何でだろう…?

プラネタリウムがはじまっても
女の子たちは一向に星を見ず、
2つの方向しか見ない。

那貴と雄治しか…。

部長もなんだかだるそうに話している。
そりゃそうか、誰も聞いてない。

でも、当の本人たちは苛々しているようで、私はハラハラしていた。

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