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赤い印

第6章 嫌がらせと嫉妬と束縛

月曜日。
いつもより少し早めに家を出た。

と言うか、いつも遅刻ギリギリなので、コレが普通なのだけど。

いつもと違って急いでいる人が一人もいない。

土日の4人の台詞は気になるけど、やっぱり考えてもよく
分からなかったから
考えないようにした。

コンッ!
「いたっ!」
頭に小さな刺激がはしる。

首を回すと3人組の女の子が
私を見てクスクス笑っていた。

なんだろう…。

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