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赤い印

第6章 嫌がらせと嫉妬と束縛

その後も学校に着くまで
何度も何度も頭に刺激が来た。

学校に着くと
女の子たちが一斉に私の周りから離れた。

「え…?」
私は訳が分からなくて呆然とした。

「ブス。」
「バカっぽいよね、なんか。」
「子供がこんな所きちゃ駄目じゃんねぇ?」

ヒソヒソと周りからそんな言葉が漏れてくる。

冷や汗が、体の中心から溢れ出てくる。

私は耐えられなくて走って昇降口に入った。

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