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赤い印

第8章 体育。

私は無理やり体を起こし、
男子に不振がられないように
女子の集団の後ろに体を隠した。

「アレー?先生は?」
男子担当の先生が素っ頓狂な声を上げる。
「先生、川辺先生は出張だって」
「あ、そっか、忘れてた。」

ドジな先生を中心に、笑いが湧き立つ。

私はそんな中、必死に快感を
体の奥に押し込んでいた。

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