
僕の初恋
第10章 2013年 お泊まり会
「…寿也くん」
「ん?」
「…ごめんね、私…」
「…うん」
そう言うと、寿也くんは私から離れた
「…たまに、したいな俺」
「…/// ダメだよ…」
「何で?」
「だって………」
なかなか言えない内に四階に着いていた
「どうする?」
「……や、やめる…」
「ふーん…」
私は閉めるボタンを押した
寿也くんが、開くを押すかなって思っていたけど…
「えっ…いいの?」
「ああ。だって嫌がってんのにヤったって意味ない」
…意外にこういうとこは優しいんだなあ……
って
何言ってんの私⁉
