
僕の初恋
第12章 2012年 知らない秘密
ま、いっか。入ろっとー
「うわっ…」
なんかこの部屋、迷路みたいに壁が多い
ガタッ
「こ、小鳥⁉」
私は恐る恐る奥に行く
「え」
と、
取り込み中……
「アンッ///やだ、寿也くん…激しいよ…」
「っ…」
ここって…そんなとこなの⁉
「あ、寿也くん///イクッ!」
あ、
イク瞬間…見ちゃった…
すると、男性が私に気づいた
「ん、なあに見てんの」
「えっ」
やば、気づかれた…
「ゆ、優愛?」
「友達?」
「うん。」
「こ、小鳥…彼氏?」
「え、違うけど」
「え?」
「セ・フ・レ!」
セ、セフレー⁉
「ったく、どーしたんだよこの女」
「この子優愛ちゃんって言うの、あたしの親友!」
そう言うと、小鳥が背中をバンッと叩く
「ふーん…」
「あ、あたしそろそろ帰るから!優愛ごめんね」
ちょ、ちょっとー!
私も帰ろ〜
ガシッ
「ん、待てよ」
「え」
「…あ、もしかして…甲斐の?」
「あ、まあ…兄の事知ってるんですか?」
「イトコから聞いてるから。イトコが君の兄の親友なんだって」
「は、はあ…」
「…ヤってく?」
「え、遠慮します…それじゃ」
バッ
「……優愛、ね」
