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僕の初恋

第14章 2013年 素直な気持ち



「ああ、俺はこの子の為に生きてるんだって。…そう思った。」

「……」


「でも、俺はあの時心臓病だったし、優愛が俺の前から消えた時は本気で死のうかと思った」


「寿也…」


「…同情はするな。…俺はお前の事ライバルだと思ってるし、…親友だとも思ってる。」


「同情は…しない。…」



「なんか、お前と話してたら今までの嫌な事も全て忘れるくらい楽しいんだ。…こんな奴、純希や優愛以外いなかったし」


「…そーか」






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