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僕の初恋

第2章 2013年 新しい時間


「わ…私は…」

「…ごめん。俺、やっぱり変だ。部屋戻るわ」

「あっ…」

俺は逃げた。


『ごめん、無理』って言われると思う。







コンコン

「お兄ちゃん…?」

「…」

「私…お兄ちゃんの事……」

ピンポーン


「あっ///い、行くね」

俺は行ってほしくなかった。

バンッ

「ちょっ…お兄ちゃん⁉」

僕は妹を抱きしめた。

「行くな…っ!」

「お兄ちゃん…」

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