僕の初恋
第8章 2013年 止まらない時間
*優介編*
「ふぁああ…。ったく、まだかよ。もう夜だし。夜御飯またコンビニ弁当かよ」
ほんと遅い。
まだあいつの家に居るのか。
プルルル
「お、メール。んとー………優愛から、か」
『お兄ちゃんへ、今日宮原さん家に泊まるから夜御飯好きなもの食べてね』
「と、泊まる…?」
俺はすぐに返信した
『何でだよ。』
送るとすぐに返信が帰ってきた
『お兄ちゃんには関係ないよ。明日には帰るから』
「…はあ?っ…何だよ」
チッ…仕方ねぇ…。
俺はパーカーを着て、外に出た