素直じゃなくてごめんね。
第9章 テスト勉強
「ごめん。菜月ちゃん…私、先生に頼み事されちゃって、帰れなくなっちゃった……」
「ううん!全然平気だよ?私待ってるよ!!」
「それが…結構遅くなるかもしれなくて……ごめん…」
詩織は本当に申し訳なさそうにずっと下を向いている
「そっかぁ…でも、本当に全然気にしなくていいよ!!これはしょうがないことだし!」
「本当にごめんね?私がもう少し押しに強かったら…」
「何言ってるのよ!それが詩織の良さでもあるんだよ?詩織は優しいの!!」
「ありがとう菜月ちゃん。じゃあまたね」
「うん!またね!!」
そして 私達は手を振って別れた
(さて……これから勉強はどうしたものか…)