テキストサイズ

第7章 突然ですが

最初にJの態度が変わったんだよ

気もないくせに
メールも返してこなくなって
一緒に買い物に行こうとか美味しいラーメン屋いつか行こうとか
あたしがあげたプレゼントが壁の隅っこに置いてあるの見て悲しかったけど好きだから言えなかった

いまは会えなくなるほうがイヤだから
あんたが中出ししたいとかおかしなコト言っても

あたしは好きだからJだったらいいって思ってた

いつかはまた前みたいに戻るだろうって
自分に言い聞かせてきたよ
あたし1人が一目惚れだったんだね
気づいたの遅いけど

そういうとJは
ごめんねと一言言った

あたしは感情が剥き出しになってたので
そのごめんねにも食いついた

それはそんな風に思ってること知らなかった
ごめんねってこと?

それともわざとその態度にしてたんだよってことにごめんね?

Jはそんな風に思ってたなんて知らなかったと言った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ