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この関係はナイショですっ!

第18章 夜のバイト?





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『んん……


ふぁ~あ…もう朝かぁ……』





まだまだ重たい瞼をゴシゴシこする




ふと…テーブルの方を見てみると……





『あれっ?

ハンバーグがなくなってる!!!



その代わりに…

うわぁ///美味しそう!!』






行方不明のハンバーグの代わりに


美味しそうな朝ごはんがあった!!!





……じゅるり





『いっけない///よだれが…!


だって!

ごはんにお味噌汁、

鮭にだし巻きとか……!

すっごく美味しそうな朝ごはん///!!』






私は行方不明のハンバーグのことなんか忘れて…

朝ごはんが置いてあるテーブルに近づく。










『……?


ん、なんか置いてある。』






テーブルの上には小さなメモ書きがあった!





『なぁんだ!

どうせ、私が書き残したメモ……






じゃ、なかった!!!!』










《「可愛い可愛いメイちゃんへ♪笑

朝ごはん、作っておいたよ!

メイ、食べて!

メイのために愛情込めて作ったからさ!!

温めて食べてね!

ハルより♪」》






『……くすっ

なんか…ハルさんらしいね!ニコッ







いっいただきます…!










……!!!

美味しい!

すっごく美味しい///!!!』






ハルさんが作ってくれた朝ごはんは本当に美味しかった!!!




( 本当に…

愛情込めて作ってくれてたりして……///)





いかんいかん///


顔がにやけてるぞっ!メイ///!







あれ…?

まだ、なんか書いてある。












《「ハンバーグ、めちゃくちゃ美味かったよ!!

メイ、天才!!

メイの手料理食べられるなんて…


俺、超うれしい!!

また、今度は出来立てを作ってよ!な?」》





( こんなの、冗談…

ハルさんは、私のことをからかってるだけ///

そうだよ!きっと……///ね?)





嘘だって分かっていても…



ハルさんは、


いつも私の心を掻き乱す…





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