この関係はナイショですっ!
第14章 先輩!?
「まあ……、
……メイには…好きな人いるしっ!ニヤリ
簡単には……、
見知らぬ男に心を奪われるワケなんて…ないかっ!」
また、スズが…
ニヤリと意地悪に笑う。
『えっ……?
スズ~…
私……、好きな人いないよ…?』
私、きょとん顔。
だって、本当にいないよ?
彼氏もいないし……。はあ~…
「なーに言ってんの~メイっ…
も~~っ!
メイには……、
ヨシキ先輩がいるじゃな~い!クスッ」
『え………っ!!
よっ、ヨシくん…!?』
カアア……////
突然!
ヨシくんの名前が出てきたもんだから…
私、赤面!!うぅ…///
『ちっ…ちがうし…っ///
ヨシくんは、
近所に住んでる優しい先輩なだけで…
別に……、
私は、ヨシくんのこと
なんとも思ってないもんっ…///!』
「へ~~、本当にぃ~?ニヤ
ヨシキ先輩は、
メイのこと、どう思っているのか……
分からないわよ~~!ニコッ」
意味深な笑顔で話すスズ。
え……っ?いやいや……
『だって…、だって……!
ヨシくんは、
可愛い彼女が欲しいって言ってたから…
私のことなんて、
なんとも思ってないよ~~!アハハ…!』
「ふ~~ん、
メイって鈍感だねっ!フフッ
まあ、そこが可愛いんだけどね!ニコッ」
????
『……え?
スズ、ナニ言ってるの…』
「メ~イっ!
おっはよーー!!」
『………あ、ヨシくん…!』
ヨシくんが、
私が座っている座席の横にひょこっと座ってきた。
「ほらっ、
噂をすればヨシキ先輩だ。
メイ!ファイトッ!((ボソッ」
スズが私の耳元でこそっと呟き、
私から離れていった。
え?ええ……??
スズ、頑張れとか・・・
私、ナニを頑張ればいいの~~!?汗
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