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この関係はナイショですっ!

第14章 先輩!?










「メイ~~


ねむい~~……。」







机に眠たそうに…

べたーんと伏せるヨシくん。








『でも、ヨシくんが…

1限から遅刻せずにくるなんて珍しいよね!クスッ』







ヨシくんは、机に伏せたまま私を見る。







「だってな、


月曜日の1限は、般教やからメイと一緒に授業受けれるやんっ!ニコッ




俺、スマホのアラームと…

目覚まし時計…2つかけて早起きしたんやで!アハハ!」






『は、はあ……



すごいね、ヨシくん…汗』






私とヨシくんは、


1回生と3回生だから学年は違うんだけどね…



『一般教養』っていう、

学年、学部関係なしに取れちゃう授業があるんだ~!





私とヨシくんは、


『教育学のすすめA』という授業を取ってるの。










「あんなぁ……メイ…、


俺な、



もちろん、



メイに会うために早起きしましたっ!」






!!!!






ドキ…ッ……






え、ヨシくん……


突然…どうしたの??







ヨシくんは、



机に伏せたまま、顔をこっちに向けて


上目遣いで言った…





「俺な、メイに会えるんやったら…


苦手な早起きも頑張れる気がするんよ!」






……カアア///





顔が熱い。





ヨシくん、それはどうゆう意味なのでしょうか・・・///??









(『ヨシキ先輩は、

メイのこと…どう思っているのか分からないよ~~!』)







さっき聞いた…スズの言葉が脳内をループする!!










もしかして、



ヨシくん…私のこと……///!






い、いや…そんな……いきなり///!?







あ、あああ


アリエナイよね///!?汗







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