この関係はナイショですっ!
第14章 先輩!?
「……クスッ。
………あはは!!」
『………え?
ヨシくん…?
どうしたの……?』
突然、
ヨシくんに笑われる。
しかも!
私の顔を見て!!ひど~い~…!
『あの……、
ヨシくん……///
私の顔になんか付いてる??汗』
むぎゅっ
『んぅ。』
ヨシくんに、
唇の横をつままれて…
私、タコ唇になっていると思う。あわあわ。汗
「メイ、
さっき…
口、ぱくぱくなってたで!アハハ!」
『…えっ、うそ…
やだ……、はずかしい///。』
私の癖。
テンパったら、口がぱくぱくなってしまうらしい。(母が言ってました)
「どしたん?
メイ、魚みたいな口やったで!クスッ」
『ほ、ほっといて~~///!うわ~ん泣』
キーンコーンカーンコーン~♪
「ほら!
授業始まんで!ニコッ
集中!集中っ!!クスッ」
『う、うん。
わかった……!』
その後、
マジメに授業を受けたんだけど…
ふとヨシくんのことを見ると、
こっくり、こっくりって
眠そうにしてて……
ほんとに、
私のタメに早起きしてくれたのかな~~なんて、
自惚れている自分がいた。
……ありえないよね?
…うん。