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あなたに溺れていいですか、、、

第12章 ライバル登場!!

「あー一日長かった、彩香帰ろう♪」

「....うん」

「今日はどーする?隆くん達のところ行く?」

「ううん!今日は美奈子に話したいことがあるから
二人で帰ろ?」

「いいよっじゃあ帰ろっか」


バタバタバタバタ

「はぁはぁ..彩香今日一緒に帰ろーぜ」

「彩香っ隆くん来てくれたよ!」

スタスタ

「おいっ!彩香?ちょっと待てよ」
「彩香?」

今は隆の顔見たくない…

「ちょっと待てって!何怒ってんだよ、俺何かしたか?」

「うるさいなっ!あの子と一緒に帰ればいいじゃんっ私のことなんかほっといてよ」

「彩香...」

ダメ言ったらダメ..隆傷つけちゃう..でも止まらない
不安なんだもん!隆が取られそうで怖い....

「体育の時間だってお姫さま抱っこしてさっ
あの子のこと好きなの?」


「そーだよ☆私と隆は付き合ってるのっ♪」

チュッ

「え....」
「おいっ!何すんだよ!いい加減にしろよ」

「何言ってんの?今日保健室でヤったんだからキス
ぐらい普通でしょ?」



ヤった?隆とあの子が...嘘だ..
ポロポロポロポロ涙が止まらない




「もぉっ、いい.....隆の馬鹿っっっっ」

最低最低最低最低最低最低
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い


「ぅぅ..うあぁぁぁあああんうぅえぇぇん」


思いっきり泣いた後から美奈子が追いかけてくれたけど
止まらなかった


泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて
涙が枯れるまで泣こうと思った....けど...

涙は枯れてはくれなかった



「うぅ...ヒックヒック..うぁぁん..く.苦しいよぉ
隆...隆...ヒック..もぉっ嫌い..うぁぁぁぁん」


私は3日学校を休んだ。

その間に隆からたくさんメールがきてたけど
全部無視した...

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