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手紙

第3章 1.S君へ


それでも私は退団します



君の作る音楽をもう少し体感したかった



でもそれは叶わない



だから次の演奏会

楽しみ待ってるね




今度はお客として

君の音楽を聞きに行くよ



何が何でも絶対に聞きに行くよ



苦しい時に助けてくれてありがとう



支えてくれてありがとう



君が笑う顔が

恋愛の意味でなく

大好きでした



君の作る音楽が

いろんな意味で

大好きでした



今まで本当にありがとう



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