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手紙

第4章 2.S君へ


私が辞めるから

必然的に君が役職を継ぐことになった


もともとやる気があった

というか私が3年は別のにつくと

宣言していたけど

それでもその辺のこと相談しなくてごめん



でも言えなかった



次の演奏会に出れないことを言うのは

凄く勇気のいることで

ずっと誰にも言えなかった



ようやく先輩に言って

みんなに言ったけど

君にはもっと早く言うべきだったね



役立たずでごめんね

君の邪魔になってしまってごめん


こんな私といてくれてありがとう

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