手紙
第6章 4.Kちゃんへ
あり得ないほど女の子で
あり得ないほど世間知らずで
あり得ないほどS君にラブラブで…
いやはや、凄いね(笑)
皮肉の意味を込めて褒めちゃう
でもね
あなたは私が嫌っていたこと
気づいていたかな?
勘づいていたかな?
お願いだから
気づかないで欲しい
勘づかないで欲しい
だって私があなたを嫌いなことに
あなたの否はないはずだもの
いけないところは直さないといけないけど
人間性は変わる必要はないよ
あなたには
今までと変わらず笑っていて欲しい
どんなに嫌いでも
大切な人には変わりがないから
今まで本当にありがとう