人生憑依。
第2章 醜い幸福
「はぁっ、あぁ…っう、やぁ…っ」
反り勃つ会長の自身を
激しく扱く。
会長は足をびくびくさせながら
確かに、感じていた。
「もうイキそう?…まだ足りない?」
「っ、あ、ま…っまだぁ…足んない…っ」
会長はそう言って
ぎゅうっと俺の裾を掴む。
顔を真っ赤にさせて、
目尻から零れた涙が頬を濡らしてた。
「淫乱」
クスリと笑う俺は
会長の前に跪いて
会長の自身にキスをした。
「ん…っ、に…の…っ」
眉がたれた会長がおかしくて笑うと
俺は口にそれを含んだ。
先走った液が、媚薬みたいに
俺の身体を熱くする。
「あ、ふ…っんんっ」
下で舐めとり
奥まで口に含めば今度は
一気に吸い上げた。
すると会長は俺の髪を
弱い力で掴む。
どこまで可愛いんだろう。
「あぁあっはぁっ…だ、めっも、出る…っんんっ」
その言葉を合図に
激しくした。
部屋にはいやらしい音が響き渡る。
―ジュプッ…ジュッ、ピチャ…
その音が頭を真っ白にする。
「ひやぁっ、も、やめっ…出ちゃ、うぁっはっ、んはぁっ」
更に激しくすると、
会長は身体をびくつかせた。
「ぁあ…っ」
口内にどくどくと溢れる熱。
あの時と同じで違う味がした。