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人生憑依。

第2章 醜い幸福




俺が見た、会長の姿は
なんとも言えない色気を放っていた。

制服のシャツは、
はだけて鎖骨が覗いていて
ズボンは片足だけに通して全開に開いたその姿には非常にそそるものがあった。



「っ…に、の…っこれは…っ」



目を丸くする会長。
こんな近くで裸体が見れるなんて、
思わぬ展開に下半身は
過剰な反応をうつしていた。



「な、にやってるんですか…?」

「っ、…」



真っ赤になって俯く会長は
足を閉じようとしたので
咄嗟に俺は会長の膝をおさえる。



「や、ちょ…っにのっ」



驚いた様子の会長。
にの、と呼ばれピンと来ないが
会長の裸体が間近で見れることが
嬉しかった。
なんて、変態な考えだろう。



「自慰、してたんでしょ?」

「~…っう、あ…っ」

「…手伝ってあげますよ」



ニヤリと口角があがった。

なんて、幸福だろうか。
そう思いながら、
会長の自身に手を這わせた。



「ぁ…っ」



小さく漏れた会長の声。

なんて色っぽい…―

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