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私と彼と、そして…

第5章 告白

「どうしましたか?」

詩織は優しい口調で切り出すと、拓也は話を始めた。
上司の事、仕事の事…。
話し出したら止まらない拓也に、詩織はただ相槌を打ちながら話を聞いた。

最後に、
「ごめんな。こんな話して。」

申し訳なさそうな拓也に、
「お話ならいつでも聞きますよ。」

そう言って電話を切った。

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