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KISSからはじめよう

第5章 にの&あやねえ、企む

ソファに座りながら
にのが戻って来るのを待っていた

「こっちだよ」

そう声が聞こえてきて
にのと森さんが2階に来た

彼女はおれの顔を見て歩きを止めて
「大野さん!?」と声に出した

「やぁ…こんばんは」
「森さん、こっち座りなよ?おーのさん、コーヒーでいいよね?」

にのがキッチンへ向かう

おれは彼女に「驚かせて悪かったね」と
謝ると、「ホント…びっくりしました…」
と言いながら、ようやく落ち着いてきたようだった

にのが淹れてきたコーヒーを3人で飲みながら、何故ここなのかを簡単に説明した

「ここならさ、ゆっくりできるよ?」

にのが笑顔で言うと
森さんは本当に嬉しそうに笑いながら
「ありがとうございます」と言った

しばらく話をしていると
あやねえが戻って来た

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