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KISSからはじめよう

第5章 にの&あやねえ、企む

彼女が背中を 向けて話しているのを
いいことに
オレはあやねえのほっぺたにキスをした

「おかえり♪かわいいのよー♪」
「お世話になってる雑誌の人だよ」
「そうなの?おーのくんにお似合いね」
「だね」

「あの…もうすぐ着く…って…」

振り返りながらオレたちの方を見て
「!?」
声にならないくらい驚いている

「あっはっははは」

「ど、ど、ど…どうして!!??」
「お疲れさま、森さん♪」
「お疲れさま…です?」
「あ、これ、オレの彼女」
「え?」
「で、ここ、彼女んち」
「そうですか…」

まだ把握できてない顔でオレたちを見ている

「森さん、一緒に上行こうか」

オレはあやねえを店に置いて
まだ把握してない彼女を連れて行く

「あやねえ、あとでね」
「はーい」

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