KISSからはじめよう
第6章 智、そわそわする
彼女を抱き締めながら
頭を撫でて、オレンジの香りを吸い込む
撫でている手は次第に
肩や背中を這っていく…
「森さん…」と呼ぶと
恥ずかしそうにおれを見上げる
おれは少しウルウルした目を見て
そのまま首をかしげてキスをした
「すげー…好きだ…」
ぎゅっと抱き締めながら
もう一度気持ちを伝えた
「本当は…ね…『飯友』って大野さんに言われて…ちょっと残念だったの…」
「おれも…ね…それだけじゃ…ヤダって…」
そっか…
お互い同じ気持ちだったんだ…
じゃあ…今の気持ちも
同じかな?
「これから…さ…どうしようか…」
「これから?」
「うん…」
おれは彼女の顔を覗きこみながら
ちょっと意地悪な顔で聞いてみた
「おれ…キスだけじゃ…足りないんだけど?」
赤い顔をさらに赤くして
困ったように笑う
「二宮さんたちがいるから…その…」
「おれんち…行こう!!」
頭を撫でて、オレンジの香りを吸い込む
撫でている手は次第に
肩や背中を這っていく…
「森さん…」と呼ぶと
恥ずかしそうにおれを見上げる
おれは少しウルウルした目を見て
そのまま首をかしげてキスをした
「すげー…好きだ…」
ぎゅっと抱き締めながら
もう一度気持ちを伝えた
「本当は…ね…『飯友』って大野さんに言われて…ちょっと残念だったの…」
「おれも…ね…それだけじゃ…ヤダって…」
そっか…
お互い同じ気持ちだったんだ…
じゃあ…今の気持ちも
同じかな?
「これから…さ…どうしようか…」
「これから?」
「うん…」
おれは彼女の顔を覗きこみながら
ちょっと意地悪な顔で聞いてみた
「おれ…キスだけじゃ…足りないんだけど?」
赤い顔をさらに赤くして
困ったように笑う
「二宮さんたちがいるから…その…」
「おれんち…行こう!!」