テキストサイズ

KISSからはじめよう

第7章 智、ホンワカする

「ビール…飲む?」
「うん!!」

350を半分こしてグラスに注ぎ
彼女に手渡して
ソファに座る

「ここ…座りなよ」
「うん…」

床にちょこんと座る彼女を隣に座らせて
また手を繋いだ

「着替えも何もないね?(笑)」
「///…うん…」
「パジャマもないね?(笑)どうする…?(笑)」

もうっ…って言いながらおれの肩を叩き
「大野さんのシャツ…貸して?」と言う

ちょっと待ってて、と頭をポンとして
おれのお気に入りのシャツとハーフパンツを手渡した

「バスタオルは、ここにあるからね」
「うん…///」

風呂まで一緒に手を繋いだまま行き
どれでも使っていいよ、と言う

「ありがとう」と恥ずかしそうに言う彼女を抱き締めて耳元で意地悪を言う

「バスタオル一枚で出ておいでよ?そうじゃないと…ね?…下着の替えはないんだからさ…?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ