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先生が教えて。

第15章 気持ち





放課後になった。




長い一日だったような気がする。




「失礼します…」




何度目かの、数学の資料室に入る。




神田はそこに居た。




「いらっしゃい♪」





そう怪しく笑う神田は



私がよく知っている神田だった。


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