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先生が教えて。

第3章 笑み



「………。」



「………。」



無言。



先生は時々声をかけてくる生徒にいちいち爽やかで何処か色っぽさを感じる笑顔を振りまけ、また真顔に戻る。


確かにかっこいい。



しかしこんな人間と一緒にいるなんてとにかく嫌だった。


資料室に着いた。



たった4、5分の時間がとても長く感じた。


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