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先生が教えて。

第22章 変わった事






春休み。



この期間は先生も仕事が少ないらしいく、ほぼ毎日総司に会っていた。




「愛梨はさー、進路とかどうすんの?」



総司は私の髪の毛をサラサラと弄りながら言った。



「もう三年になるじゃん。そろそろ考えた方がいいんじゃねーの」



ちゃんと私の事を考えて居たんだ…



でも、私には将来したい事とか夢とか目標が無かった。



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