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先生が教えて。

第22章 変わった事








「記念…、な」



突然私の薬指に嵌められたのはピンク色の宝石が美しい、シルバーリングだった。



「良かった。
ぴったり」



「っ…」




「俺の物って印だから。
外すなよ?」





「うんっ…」




後ろを向いて正面から総司を抱きしめる。



私の胸の中はなんとも言えない幸せな気持ちでいっぱいだった。

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