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先生が教えて。

第28章 戻れない事





ピシャン





教室のドアを閉めると、俺はその場にしゃがみこんだ。




薄いドアの向こう側から、愛梨のすすり泣く声が微かに聞こえる。




俺は耳を塞ぎながらその場を離れた。




何故、こんな事になってしまったのか。





少し前の事を話そうか。




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