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先生が教えて。

第33章 傷




「そろそろ行くぞ」



「…うん」



立ち上がると、総司は私の腰に手を回し、エスコートされる様に玄関へと向かった。





もう、ここに帰ってくることはない。




そう考えると、やっぱり悲しかった。

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