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先生が教えて。

第35章 影



ガララッ


「っ?」



「わ、わぁっ!」



私が教室のドアを開けた瞬間



調度教室に入ろうとしていたのであろう



黒髪を綺麗に切りそろえた
可愛らしい女の子が




ドアの前に立っていた。



この女の子は総司のクラスの生徒だ。



何回か見かけた事があった。




「忘れ物かな?」




「あっ、い、いえ…あの…」




「?」




「総司…神田総司先生、
先程までここにいらっしゃいましたか?」




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