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先生が教えて。

第35章 影





「んっ…ぁ」




お互いに

目を開けたままキスをした。




私が力強く見つめると

総司は困惑の色を瞳に宿したまま

腰を抱き寄せた。




「っ…ちょ、タンマ!」


暫くすると

総司は調理途中の鍋の火を消した。



「どうしたんだよ突然…」



「…別に」



総司に抱きつくと

頭をわしゃわしゃと撫でられた。


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