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先生が教えて。

第10章 守護

「えーっ、じゃあ本当に彼氏じゃないんだぁ!」



「じゃあアタシ狙っちゃおうかなー♪」



「レベル高くなーい?」




まったく。
恋愛中毒者め。







…キーンコーンカーンコーン





「席につけー
今日は転校生紹介するからな」.




教室中がさわつく。




さっきの女子達はこのクラスに来るんだと喜んでいた。




ガラッ




「おい、適当に自己紹介でもしとけ」





「えーっと…
高沢 裕太(たかざわ ゆうた)です。
よろしく」




裕太だ。



なんか教卓の前に立ってる裕太が少しだけ別人のように見えた。




「背高!」



「イケメンー!」



女子達の黄色い歓声と、男子達の羨ましがるような視線を受けながら空いて居る席に向う。




「愛梨ー!!」




裕太は大胆に私の名前を呼んで手を振ってきた。




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