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先生が教えて。

第11章 放課後

「うわあっ!?」




いきなり声がしたと思ったら、私の真後ろには神田が。




「クスッ、驚かしてしまいました?」



「きゃー、神田先生~♡」




と、夕美がはしゃぐ。



夕美と先生が話してるのを横目にその場を去ろうとしたが、




「あ、ちょっと小鳥遊さんに用があるので」





…はぁ!?





「あ、わかりましたぁ~
じゃあ愛梨、私先に行ってくるから場所とメンバー、メールしておくね!!」




そう言ってゆうみは去っていった。



「…なんの用ですか?」



神田から目を逸らし、嫌悪感丸出しで聞く。



少し、鼓動が速くなってきた気がした。

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