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先生が教えて。

第11章 放課後

「こっちこっち」



そう言いながら、少し生徒が少なくなってきた廊下を歩いて私を空き教室に招く。




扉の前で私は立ち止まる。




「フッ…、変なことしねーよ」



神田はそう私の耳元で囁いた。




「あれ?まさか何か期待してた?」





「はぁ⁉してませんから!!
入りますよ!!」




神田に苛立ちながら、空き教室に足を踏み入れた。

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