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先生が教えて。

第2章 先生


夕美とクラスの数人の女子で、西高の男子との合コンの待ち合わせ場所に向かっている時のことだった。


「あ!どうしよう
携帯学校に忘れちゃった…」


しまった、やってしまった。


「もうー、愛梨のドジー」


「合コンに携帯は必要不可欠なんだぞー」


「先カラオケで待ってるから
取りに行ってきな!」


夕美達に言われ、私は小走りで薄暗い道を戻って行った。

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