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夏の終わりに想うこと

第2章 夏の始まり☆ことはたち☆




夏が始まったばかり

高校1年生。

6月27日の学校の昼休み。



「こーとはっ♪」


「なぁに?」


私の名前は

松本ことは。


で、この友達は

桐島加々美。

めっちゃくちゃかわいい。

私の自慢の親友です。


私の顔をじーぃと見つめる加々美。


「加々美、どぉしたの?(笑)」

「いや、どーしてことははこんなかわいいのに彼氏できないんだろーなぁ?って思って」


「かわいくないよ!」


「かわいいよぉ!ところでさぁ、気になってるひととかいないの?」


「いないよ!」


ほんとはいるけど(笑)


「ぜーったいいるでしょ!」

「いないって(笑)」

「大野智くんとか?」

「ブーーーーッ」


思わず飲んでたいちごみるくジュース吹いちゃった(笑)


「あ、図星ー?」

といわれ、コクンと頷く。

だって、入学式で初めて会った時からすきなんだよ?


「へぇー。大野くんねぇ。
ま、確かに、かっこいーもんねぇ!でもかわいいってとこもあるのよねぇ」


「それわかる!かわいいし、かっこいい!」


「あとあの笑顔!」

「「かわいいよね!」」


加々美とハモる(笑)

「加々美さ、褒めるなら自分の彼氏褒めなさいよ(笑)」


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