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にゃんと喘いでくれるよね

第8章 猫と彼女






くすっ



「そんな涙ためながら

言うことじゃないじゃない…(笑)




ほら!

ハンカチ使って使って!」









パシっ








「いらにゃいにゃ!!」








下に落ちるハンカチ。









「あらら…」







「みい!


せっかく白石が…「うるさいにゃ!」









ビクッ








「りくのバカっ



大っ嫌い!!!!」










とたんに家を飛び出すみい








「みい!!!!」





走り出す僕の腕を

引っ張ってとめたのは


紛れもなく白石だった。









「ほっといてあげなよ…っ」

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