にゃんと喘いでくれるよね
第14章 猫と決意
「やっぱり…っ
また会った時に言うわ(笑)」
『えっえっえっ!!
何の話にゃあっ!!』
あわててる…可愛い。
「…今まで惑わしてごめんな…
今から白石と話してくるから」
『それって…っ』
今頃みいはどんな顔してるんだろう。
僕が好きって言うとどんな顔を
するんだろう。
そう思ったら電話で言ってしまうと
もったいない感じがした。
それに…僕はまだ
中途半端で言う事ができないし
待っててくれるよなみい。
信号が青になって
僕は再び走ると…
あ…っ
僕浮かれてたのかもしれない…
バンっ
車が向かってくるのが
まるで絵のようにスローモーションに
流れて
目の前が真っ暗になった。
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